FPS with Light

FPS with Light

ライトがフレームレートにどれほど影響するかというFPSテスト。想像以上にライトが足枷になるのが体感できるかも。『シーンにライトがあると、リアルタイムに頂点ひとつひとつにライトの色が加算される』。この単純な理屈を理解すれば、負荷が高くなるための単純な結論が出る。(じゃないのかな。。)

  • ライトの数が多ければ多いほど。
  • 頂点が多ければ多いほど。
  • #ambient < #directional < #point < #spot

極論は、ライトが無くても 3Dシーンは成立する。現実世界では光源があって、モノに反射して色が見えるわけだけど、(だから光源がないと真っ暗)、CGの世界では違う。マテリアル自体に明るさを持たせたり、頂点自体に色を持たせたり、テクスチャに焼き付けたり。光源が無くても、色を出す(表示させる)方法は幾つかある。ということで、リアルタイム系CGでは負荷の掛かるライトはそれほど使わない。あらかじめ照明効果を何らかの方法で持たせておいて、リアルタイムではライトの計算をなるべくさせないのが一般的。とはいえ、陰付けのための手っ取り早い方法としてライトはとてもラク。現実世界の光源のあるところにライトを配置する感覚ではなく、どのように陰を付けるのかを意識すると、必要最小限のライトで済みます。

今回の FPSテストでも、ログをとってあります。