Shockwave3D FPS TEST
FPS。今回は、一人称視点ゲームの略ではなく、1秒当たりどの程度のフレームが描画できるかの方。3Dゲームやパソコンのベンチマークの際に良く出てくる言葉。3Dゲームを再生する際に、カクカクしてコマ送りのようだとフレームレートが低いなど言う。動画でもフレームレートという言葉はよく出現する。ともかく、フレームレートが高いほどスムーズに表示でき、低いほどコマ落ちした表示となるのが一般的な認識。と、前置きはこの程度にして。3Dでいうところの FPSはほとんどグラフィックボード次第。制作者はどの程度の環境でどの位のFPSなのかを想定して、3Dゲームなんかを作ってるわけだけど。パソコンで再生するゲーム(VR)の場合、その環境は千差万別。とにかく、品質と動作環境のバランスが大切。
そのあたりを、制作者側にもクライアントにももっと理解を深めて欲しいと思って、今回のデモ(FPS TEST) 。FPSを表示するだけなんだけど、実に奥が深い。スムーズに描画できるのは何ポリゴンまでなのかという単純なところから、テクスチャが使用するメモリがいつVRAMからはみ出したかというマニアックなところまで。各種条件を変更すると何FPSになるのか、只それだけのことだけど、パラメータを変更したときに意外な挙動の発見があるかもしれない。
このデモは、Ben 'Robotduck' Pittのデモソースを改編してオーサリングした。アイザワのソースは fps.dirをダウンロード。ちなみに今回のデモはログを集めてるので、機会を見て公開するつもり。