atan()関数のドキュメントに記載されていない情報。アークタンジェント(逆正接)を求める関数 atan()には引数をふたつ与えることができる。すると、他言語でいう atan2()関数と同様の働きをする。atan(y/x)の面倒なところは、Director TechNoteにも書かれてあるが、「逆関数 atan の値は、X座標が正の場合の -90度から 90度の値にするという制約」があるところ。その点、atan(y,x)では X軸から座標(x,y)までのラジアン単位の角度を返してくれるので、象限を判定したいときに便利。ちなみに、JavaScriptシンタックス や ActionScriptには Math.atan2()があるけど。