建築設計とSOLAを考える。
言葉を使うのは苦手なので、雑文であることを前置きしておく。
建築設計、例えば住宅とか商業施設とかと SOLA ってどうなの?って話。アイザワは造園設計なので空間設計における SOLA の活用がどれほど素晴らしいかは実感してる。けど、建築ってなんか違う雰囲気があって。建物自体がどうよって感じで、図面と綺麗なレンダリング画像やムービーがあれば、クライアントも納得するのかな。。。みたいな。 ビジュアライゼイションとしてのレンダリング画像は最低限必要なのだけど、画像の綺麗さが問われる性質のものとそうでないものがあるよ。今日も、ポストにマンションの広告が入ってた。綺麗な内観のCG画像があったけど、当たり前のように嘘の絵でアイザワが住むならあんなに片づいていないし。。。設計の良し悪しは絵じゃ分からないから、やっぱりショールームに足を運ばないといけない。で、絵となんか違うじゃないって。
レンダリング品質は、設計の良さとは関係ない。
そういうことなんだ、間違いなく。(設計の良さが絵としての構図の良さになるみたいなことは置いて。)
凄いリアルなレンダリングであっても、設計とはなにも関係ない。。。。
レンダリング画像が綺麗なことと、デザインが伝わることは関係ない。
そういうことなんだ、多分。なにを今更って感じかもしれないけど。綺麗なレンダリング画像を見るだけで、デザインの意図が伝わるとは思わない。図面はなおさらチンプンカンプンでしょ。 家を購入する人って綺麗な絵を見るだけで満足なのかな? デザインどおり完成予想を正確に想像することは難しいでしょ。 模型? うーん。。。 建物自体がどんなものかは、絵や模型で伝えることができたとしても、実際住んでみたときの使用感とか。。デザインって言うからには、デザイナーはそこまで考えて設計してるんだけど。どうやって伝えてるんだろうね。「建ってみないと分かりません。」みたいなことってあったりするんだろうか。 あ、デザインを伝えることと体感してもらうことってのも違うなぁ。。 ショールームがあれば良いんだろうけど、必ずしも同じデザインのものがあるとも限らないし。。。
アイザワの実家は祖父が設計した。思い通りの家が建って満足なんだと思う。父方の祖父の家は祖父自ら、棟梁として家を建てた。アイザワも将来、家を建てるなら自分で設計する。イメージどおりの家が欲しいから。 誰だってそう。設計をメーカーや建築家に頼む人だって。 でも、設計する人と住む人が同じだったら問題がないんだろうけど、実際はあり得ないからねぇ。設計する人(デザイナー)と住む人(お客さん)は、なんとかお互いのイメージを伝えあわないといけないでしょ。 どうしてるんだろうなぁ。
SOLA みたいなリアルタイムレンダリング3Dツールに注目してくださる方々は、きっとお客様のことを真剣に考えてて。アイザワが「欲しい答え」を言葉として持ってる方々なんだろう。 SOLA もデザイン提案手法として活躍できるよう、開発にがんばっております。