W3Dドラッパは明るい未来を考える、とっても素敵なツール。「ドラッパ」でも「ドロッパ」でも「ドラッグアンドドロップ」、「ドランクドラゴン」。とりあえず、適当に呼んで下さい。正式名は未だ決まらずだが、ロゴは良い感じかなっと愛着が生まれてきたのでこのまま押し通す。アイコンは「パ」の○が「ラ」の上に来るべきかどうか迷い中。どうでもいいか。。で、この「W3D ドラッパ」であるが、ご存じのとおりW3D(Shockwave3D)形式のファイルを簡単に観覧できるラブリーなツール。実は姉妹品「SOLA」の人気を越してしまうのではないかという危惧してる。この業界のスタンダードを目指して日々精進。W3Dに興味のない方はこちらの楽しいコンテンツをどうぞ。
更新内容
- アイコンにドラッグでもファイルが開く
- ショートカットにドラッグでも開く、これは便利。
- かわいいアイコンをアルファ抜きした
- ウインドウサイズ変更可能
- カラフル機能搭載
- 画面デザインの変更
- ウインドウが自動フォーカスし便利に
- 「W3D Drappa.ini」(編集の必要なし)
いや、コレは末恐ろしいものを作ったかもしれない。考えれば考えるほど、明らかに「SOLA」よりも活躍しそうだ。まぁ、非常に狭い中途半端な業界だし、競合品もないから輝いて見えるのかもしれないけど。。。そして、今回の更新だが(アイザワはホントに考え出したら止まらないタイプだな、、)、非常に魅力的な機能アップ。昨晩の更新で当分は触らないでおこうと思ったけど、オクヤマさんの一言。これに燃え、「アイコンにドラッグでファイルが開く」仕様にした。ショートカットでもOK。さらには起動中に、アイコンにドラッグしてもファイルが開くようにした。(技術的な話だけど)、このイベントは拾えないよねって思ってたけど解決。このオーサリングは非常にドキドキする体験だった。(他の環境で機能するかどうか不安だ。)地味だけど非常に便利なこと間違いなしなのが、ウインドウフォーカス。ドラッグアンドドロップが前提なこのツール。ウインドウ間を行ったり来たり、複数のウインドウに埋もれてしまったり、ドロップしてもフォーカスされないのは不便だと思い、修正。ウインドウが埋もれた際にも、ショートカットやアイコンをクリックするとウインドウがフォーカスされる仕組みにした。ついでにデザインも変更。カラフル機能は賛否両論かな。SOLAやアイザワのWebサイトはテーマカラーがあるからこんなことはできないけど、、ちょっと試してみたかったんです。「カラフル機能」=「開くたびに色が変わります」。ウインドウサイズの変更機能もなかなかお奨め。今回はフレンドリーな更新ばかり。使い勝手は良くなったと思います。
操作方法
- ファイルを画面にドロップさせて、開く
- "W3D Drappa"のアイコンにドラッグでも良い
- "W3D Drappa"のショートカットでも同様
- マウスドラッグで旋回
- スペースキー + ドラッグで平行移動
- Cntrlキー + ドラッグで前後移動
- [R]キー で初期位置へ戻る
- [S]キー でアニメーションを再生停止
- [3]キー で3DPIが起動
- Cntrlキー + [S]キー で設定を保存
初期設定ファイル(user.ini)
初回起動し、ファイルを開いたら同階層に「user.ini」という初期設定が作成される。変更できるパラメータは以下。
- rotation -- 座標系の回転: vector(-90,0,0)とかvector(0,0,0) MayaユーザやShadeユーザは変更必須。
- unit -- 単位系の設定: m,cm,mm のどれか
- camera -- W3Dファイルのカメラを使うか(original)、Viewerで自動作成か(non): original or non
以下は3DPIで設定もできる。3DPIでの変更は「Cntrl + S」で、INIファイルに保存される。「quality、nearFiltering、renderStyle」はシェーダー及びテクスチャのインデックス番号[1]を変更後「Cntrl+S」を行うと、すべてのインデックスに適用される。「LOD」はスプライトタブの"useTargetFrameRate"、「BackColor」はカメラタブのindex1、プロパティーの colorBuffer.clearValueで変更できる。
- Renderer -- レンダラーの選択: directX7_0 , OpenGL , Software など
- textureRenderFormat -- テクスチャ表示色の設定: rgba8888 , rgba5551 or rgba4444 など
- depthBufferDepth -- 色深度: 16 or 24
- quality -- ミップマップ: hight or medium or low など
- nearFiltering -- ニアフィルタリング: 1 or 0
- renderStyle -- レンダリングスタイル: fill or wire
- BackColor -- 背景カラーの設定: rgb( 255, 255, 255 )などの RGBで指定する。
- LOD -- レベルオブディテールの有無: 1 or 0
基本的な仕様と希望
- ドラッグ&ドロップでShockwave3D(W3D)形式の3Dファイルを観覧できる。
- 抜群の操作性で、観覧が非常にやさしい。
- 単機能だけど 3DPIが起動可能なので、実はいろんな操作ができる。
- 残念なことに、今のところWindows版のみ。
- 要望と暇があれば機能追加・変更する。なければしない。
- わりと早い段階で、W3D Viewerへの対応をしたい。将来的には変更したパラメータをあわせてSOLAに持っていきたい。
- SOLA・Directorユーザ以外の3DCGホビーユーザに、W3ファイルが広く普及することを望む。
- さらには、ランドスケープ業界を始め、各業界でW3Dファイルを利用した技術が活性化して欲しい。
- W3Dに明るい未来を!!と言わんばかりのポップでキャッチャーなデザイン。
今後の欲しい機能
- 5ボタンスクロールマウスに対応。
- ドラッグ&ドロップができればMac版を作りたい。
- 画像ビューアみたいな感じで、エクスプローラ風も良いかな。
- モデルの整理・管理に使えるってことは、まとめたデータをSOLAのライブラリに変換できたらとても便利。
- ドラッグ&ドロップした際に既に開いてるファイルに合成するか新規に開くかダイアログがでる。
- ライト位置を簡単に設定できて確認したい。あと、W3Dファイルのライトは非表示にしたり。
- 簡易的なウォークスルーも付けて良いかなっと思ってみたり。
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