意外と早い更新となった。予想外に反応がよかったため。大きな変更面はビジュアルと初期設定処理。アイコンと起動画面の作成、および操作画面にロゴを配置した。今後はこのビジュアルで押していこう。お嫌いな方はごめんなさい。INIファイルによる初期設定を可能にした。「初期」というよりも設定はコレでしかできません。。。座標変換が可能になったので、MayaやShadeユーザも気軽に使えるようになったと思う。いろいろやったら、若干ファイルサイズが増えてしまった。無念。
操作方法
- ファイルを画面にドロップさせて、開く
- マウスドラッグで旋回
- スペースキー + ドラッグで平行移動
- Cntrlキー + ドラッグで前後移動
- [R]キー で初期位置へ戻る
- [S]キー でアニメーションを再生停止
- [3]キー で3DPIが起動
- Cntrlキー + [S]キー で設定を保存
初期設定ファイル(user.ini)
初回起動し、ファイルを開いたら同階層に「user.ini」という初期設定が作成される。変更できるパラメータは以下。
- rotation -- 座標系の回転: vector(-90,0,0)とかvector(0,0,0)
- unit -- 単位系の設定: m,cm,mm のどれか
- camera -- W3Dファイルのカメラを使うか(original)、Viewerで自動作成か(non): original or non
以下は3DPIで設定もできる。3DPIでの変更は「Cntrl + S」で、INIファイルに保存される。「quality、nearFiltering、renderStyle」はシェーダー及びテクスチャのインデックス番号[1]を変更後「Cntrl+S」を行うと、すべてのインデックスに適用される。「LOD」はスプライトタブの"useTargetFrameRate"、「BackColor」はカメラタブのindex1、プロパティーの colorBuffer.clearValueで変更できる。
- Renderer -- レンダラーの選択: directX7_0 , OpenGL , Software など
- textureRenderFormat -- テクスチャ表示色の設定: rgba8888 , rgba5551 or rgba4444 など
- depthBufferDepth -- 色深度: 16 or 24
- quality -- ミップマップ: hight or medium or low など
- nearFiltering -- ニアフィルタリング: 1 or 0
- renderStyle -- レンダリングスタイル: fill or wire
- BackColor -- 背景カラーの設定: rgb( 255, 255, 255 )などの RGBで指定する。
- LOD -- レベルオブディテールの有無: 1 or 0
基本的な仕様と希望
- ドラッグ&ドロップでShockwave3D(W3D)形式の3Dファイルを観覧できる。
- 抜群の操作性で、観覧が非常にやさしい。
- 単機能だけど 3DPIが起動可能なので、実はいろんな操作ができる。
- 残念なことに、今のところWindows版のみ。
- 要望と暇があれば機能追加・変更する。なければしない。
- わりと早い段階で、W3D Viewerへの対応をしたい。将来的には変更したパラメータをあわせてSOLAに持っていきたい。
- SOLA・Directorユーザ以外の3DCGホビーユーザに、W3ファイルが広く普及することを望む。
- さらには、ランドスケープ業界を始め、各業界でW3Dファイルを利用した技術が活性化して欲しい。
今後の欲しい機能
- 5ボタンスクロールマウスに対応。
- ドラッグ&ドロップができればMac版を作りたい。
- 画像ビューアみたいな感じで、エクスプローラ風も良いかな。
- モデルの整理・管理に使えるってことは、まとめたデータをSOLAのライブラリに変換できたらとても便利。
- ドラッグ&ドロップした際に既に開いてるファイルに合成するか新規に開くかダイアログがでる。
- ライト位置を簡単に設定できて確認したい。あと、W3Dファイルのライトは非表示にしたり。
Category: SOLA
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