携帯電話向け 3D地図を開発

三菱電機株式会社、NTTドコモ、株式会社パスコの3社が、携帯電話向け3Dマップサービスの実験を行う。最近の携帯はプレイステーション程度の描画能力があるので、いつかはこんなサービスが始まるんだと思ってたが。『リアルな3D都市空間表示を使う観光/歩行者用ナビゲーションシステムについて、実用化検証を行う』(3社) このリアルってのが毎度ながら引っかかる。ポリゴンに写真をテクスチャと張っただけで『リアル』と言うのであるば非常に残念な話で、「歩行者ナビゲーションシステム」についてはこの中途半端なリアルが実は障害になるのじゃないかと常々思ってる。その点前回紹介したアマゾンのサービスは「現実感」ということに関してはダントツ好感がもてる。「地図」読めない人苦手な人は、たくさんいる。三次元化しウォークスルーさせる地図で、リアル?なマッピングを施したからといって、『使いやすい地図』『分かりやすい地図』にはならない。技術的には気になるけど技術ありきのサービス。アイザワは今の平面地図で事足りてるが、道案内のための新しいインターフェースだったり誘導技術とかって話題の方がみんなにとっては嬉しいんだろうなぁ。方向性としてはアマゾンの大量画像方式に地図サービスとしてのインターフェースが組み込まれて、Keyholeの進化版で詳細な立体地図がくっついてたら楽しそう。Mapfan系の生活情報もリンクしてたら文句ない。それはそうと、三菱電機のこちらのサービスはどうなったんだろう。