まさに力業。どんなサービスが始まったのか、詳細は以下のリンクを見てもらえばわかるが、片っ端から写真を撮って地図とリンクさせるという豪快なサービス。(上のリンクをクリックで、サムネイル画像をクリックすると、このページ。) そういえば以前、海外ではWeb3Dに頼らず、何枚もの写真をとってグルグル回す手法が主流だという話をフォーラムで聞いたが、まさにその感じ。現実にあるモノを紹介するには写真が手っ取り早いし説得力は抜群だ。ネット回線が太くなった今では観覧になんのストレスも感じないし。で、日本の地図サービスを行う企業の最近の動向は、カーナビなどで見られるようになった3D化や衛星写真、GISや生活情報的な要素とか? 分かりやすい地図、道案内のための地図とは少し離れてるような気がする。無理な(中途半端な)三次元化は逆に誤解を招くし、衛星写真や航空写真使ったって僕らは鳥じゃないんだから。今回のアマゾンのサービスは、まさに初心に帰った地図本来の延長にあるサービスではないかと思う。(制作は単純だが、大変な労力だ。) 日本では、こんなサービス(駅出入口地図:東京メトロ)などもある。で、Web3Dに関連させてだが。
ネット回線が太くなる一方、当初Web3Dが利用されるはずだった場面が少なくなるんだろうか。例えば、コレ。(日本のクルマメーカーはWeb3Dに積極的?) なんかしっくりこない。アイザワは、多少インタラクティブで三次元的に観覧できるWeb3Dよりも、分かりやすい写真数点の方が嬉しい。クルマ業界はCMでもパンフレットでも3DCGばかりだけど、フォトリアルな画像は現実味を感じるが、Web3Dではさすがに厳しい。クルマを360度回して撮影するより、3Dデータを流用したWeb3Dの方がコストが掛からないってことなんだろう。でも、写真の方が断然良い。マーケティング的に、クルマをWeb3Dで回すことで、どのような効果を期待してるのか分からないが、僕は現実感のある画像を見てる方が購買欲が起こる。実際に存在する商品なんだから、シートアレンジの動きにしても実際に作業する映像にして欲しいし、なんだかリアリティーが無く説得力不足な気がする。。。うーん、この文章力では伝えることが難しいが、せっかく写真や動画をストレス無く観覧できる環境になってきてるんだから、コスト的な理由でWeb3Dを選択するのはもったいない。やはり、現実に再現不可能なモノこそ3D表現のおもしろさを改めて感じるし、ゲームのように現実に体感できない疑似体験とか、そもそも現実と結びつける必要のないアニメなんかの分野とか。地図サービスの件とまとめてみると、現実と結びつくける必要のある体験(製品)に 中途半端な3DCGを用いることはよろしくない、写真の方がよっぽど(当然ながら)リアリティーがある。使うなら、記号的にとか。