というのは、あったら良いなという機器。アイザワにはそれほど縁のない測量グッズだが、あったら便利だなあと思う。もちろんランドスケープの3DCG用途だが、図面が信頼できないときとか現地調査が必要な時もある。アイザワは既に、物体を見ると即座にローポリメッシュが作成される脳になので、頂点を指しエッジをなぞる感覚で即座にメッシュを作りたいわけ。現地調査をしながらメッシュを作成。なんて素敵なアイデアだろうか。特許とれるかな。検索してもそれらしいのは見つけることが出来なかった。で、さすがにハードウェアを製作できるわけないので、既存のハードウェアを利用したソフトウェアを作成できないか検討してみた。
するとあるじゃないか。イメージ的に近いのが、これ「Leica DISTO plus(こちらに別の説明)」。しかも、BluetoothでPCに接続できる。でも結局は距離を測るだけ。ソフトウェアで計算させて三次元化は可能だが、測定時に結構制約がでるので、自由度がないかも。座標的な概念があったら最高だったのに、、、。次は、石川さん身辺メモ経由で"ポイントマンDRM"。GPS同様に座標で位置情報を得ることが出来る。しかも高度まで計測できるので、三次元化出来る。もちろんPCでリアルタイムにデータを取得できるので、仮想ポリゴンのエッジ上を歩行する感覚でメッシュが作成できるかも。但し、数メートル以内の精度があがれば良いんだけど。無理だろうな。
測量から三次元化する技術や、写真から三次元化できる技術もあるが、3DCG用途では使えるモノは今までなかった。結局ローポリゴンにしてしまうし、そうでなくともテクスチャで表現する3DCGでは、形状に沿ったエッジが必要だから。三次元スキャナなどの既存技術は三角メッシュ状のポリゴンを簡単に作成はしてくれるが、コンクリートと土舗装の境界にエッジを引いてくれることはないはずだ。
結局のところ手作業でポリゴンを作成しないといけないが、なんとか現場を簡単に再現できるツールがないかと思い今回のエントリーとなった。DISTOを使った三次元化ソフトウェアは誰でも作れるのかなぁ、あったら欲しい。計測が測量っぽく複雑になるのは諦めるしかないけど。