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- 3D画面サイズを数値入力する機能追加(ウインドウ > 3Dビューサイズを指定)
- アニメーション書き出し形式の変更(AVI形式に対応)。
- アニメーション変換機能の追加。(ファイル > アニメーションの再出力)
今回はアニメーション書き出し機能の修正がメイン。キーボードショートカット「1」〜「3」で暫定的にアニメーションの記録とQuickTime書き出しを行えるようにしているが、Media Playerで再生できないかという要望が多いため仕様を変更。メディアプレイヤーで再生可能な AVI形式で書き出せるようにした。
3Dビューサイズを指定(ウインドウメニュー)
3Dビューサイズを数値入力で指定できるようにした。従来、アニメーションの書き出しは「720*480」ピクセルサイズの固定であったが、自由なサイズで書き出し出来るよう、3Dビューサイズ = 書き出しサイズ にした。 そのため、3Dビューサイズを数値入力できるよう機能を追加した。
アニメーション書き出しの手順
アニメーション書き出しまでの手順は従来と変更なし。暫定機能のため、キーボードショートカットのみで行う。キーボード「1」でカメラワークの記録を行う。キーボード「2」で記録の停止。キーボード「3」で記録したカメラワークを再生できる。この際、「アニメーションを書き出す」かどうか聞かれるので「はい」を選択した場合、アニメーションがムービーファイルとして書き出される。
未圧縮の一時(temporary)ファイル
アニメーションの書き出しは、「書き出しの準備を行います。しばらくお待ち下さい。」ダイアログを閉じた後、カメラワークが終了した際に行われる。なお、この際に書き出し前の未圧縮ムービーファイル「movieTEMP.mov」がプログラムと同階層に作成される。未圧縮のためファイルサイズが大きいので、ハードディスクに余裕がない方はご注意下さい。なお、このファイルは書き出し終了後削除される。Tempファイルが完成後、保存のダイアログが表示される。
アニメーション保存ダイアログ
「書き出し」でフォーマットを選択、オプションでコーデックやフレームレートなどの詳細な設定ダイアログが表示される。インストールされているQuickTimeの機能を利用するので、要QuickTime。扱えるファイルフィーマットは QuickTimeのバージョンに依るので、是非最新バージョンの入手して欲しい。QuickTimeは 有料のPro版もあるが、SOLAでは必要なし。無料版でもSOLAを使えば、Pro版同様のフォーマットで書き出しが可能。お奨めの書き出しは「ムービー から MPEG-4」、「ムービー から Quick Time ムービー」。Windowsで再編集の必要がある場合は、「ムービー から AVI」。但し、未圧縮以外、使えるコーデックがないので、あくまで編集用としてMedia Playerで再生可能。
オプション設定
「書き出し」でフォーマットを選択後、「オプション」をクリックすると、詳細な設定が可能なダイアログが表示される。これは、選んだ「書き出し」によって異なるが、コーデックやフレームレート、品質の設定などが可能。「ムービー から Quick Time」を選んだときには簡易的な特殊効果のフィルタも設定できる。
Temporaryファイルの保存と再出力
書き出し後、一時ファイルを保存するかどうかのダイアログが表示される。保存した場合は、「ファイル > アニメーションの再出力」で別のフォーマットで書き出しで利用できるので、複数のコーデックやファイル形式のムービーを作成したい場合は保存すると良い。但し、未圧縮ファイルは容量が大きいので注意すること。「アニメーションの再出力」コマンドでこの保存したファイルを選択すると、書き出しダイアログが表示される。
QuickTime ・ コーデック
このアニメーション書き出し機能は前述したとおり QuickTimeを利用しているため、サポートするファイルフォーマットはインストールされている QuickTimeに依る。お奨めのコーデックは Mpeg4だが、QuickTime 6 以降がインストールされている必要がある。QuickTimeに関する情報は アップルから入手できる。コーデックやフレームレートなどの動画に関する知識が多少必要だが、検索するなどして他の場所で身につけて下さい。
Media Player形式で配布したい
AVI形式で保存できるが、実用上鑑賞に適したコーデックはない。アイザワ的には QuickTime Player の方が良いじゃないかと思うが、「Windows Media Player」で是非とも鑑賞したい場合、次の方法をお奨めする。「ムービー から AVI」、「オプション」でコーデック(圧縮方式)は「なし」に設定で書き出す。映像編集できる方はこのファイルを、普段お使いの映像変換ソフトウェアで最適なファイル形式に変換して下さい。未経験の方は、「TMPGEnc」をお奨め。簡単に MPEG1形式に変換できる。最近では、DVDオーサリングソフトが付いたパソコンも珍しくないので、MPEG2形式に変換するのも良いかも。コーデック?な方は、他のサイトで学習して頂くか、「ムービー から MPEG-4」を選択すべき。MPEG4形式で書き出すとQuickTimeでしか再生できないが、MPEG4は画質とファイル容量のバランスが良いし調整しやすいので、再編集しない限りあらゆる場面で有効。