「次世代Webコンテンツの活用方法〜いまからでも間に合う携帯ビジネス」というWebリッチメディアフォーラムのセミナーに行ってきた。どうも日本でWeb3Dというと、Viewpoint、Cult3D、YAPPAとからしい。以前似たようなセミナーに参加したときもそう。Shockwave3Dの話題などひとつも上がらない。世界的に見ても(例えば Golden Polygon でエントリーしたサイトを見たら分かるけど、) Shockwave3Dはあらゆる意味でその存在は大きいと思うのだが。なんだか、影で圧力があるような感じ。
個人的には Shockwave3D以外の技術は 3Dをぐるぐる回して見るだけのところから抜け出してないし、抜け出そうとするとオーサリングが大変だよー、と感じてるがどうだろうか。商業Web3Dはテクノロジーを披露する場ではなくて、いかに魅力的なコンテンツを提供できるか。確かに、レンダリング品質の面では劣る面もある Shockwave3Dだけど(勝る部分も当然あるが)、アイデアや企画を具現化する際のコストや能力はダントツだと思ってる。ぶっちゃけ、なんで Shockwave3Dで作らなかったの?っていうサイトが山ほどある。「なぜ Shockwave3Dでは駄目なのか?」じゃなくて、誰もShockwave3Dを知らないってことなんだろう。という結論。だって前者(ViewPointなど)はライセンス契約を取るために必死にクライアントに営業する(妄想?)が、マクロメディア(Shockwave3D)はDirector(ソフトウェア)をデザイナーに販売するだけ(多分?)。ライセンス形態がまったく異なるため当たり前なんだけど、結局クライアントは、ライセンス料金の掛からない Shockwave3Dを知らないままなんでは?なんだか残念。がんばって盛り上げよう、Shockwave3Dを。そしてSOLAをよろしく。Web3Dで商業的に成功している、数少ない事例のひとつです。
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