ダウンロード
ver0.2 >-->> ver0.3 大きく前進できたバージョンアップ。
[大きな変更点]
・変換ギズモの搭載
・選択ボックスの使用
・各種コマンドの変更

現在、実行中のコマンドやプロパティーにチェックマークがつくようにした。ただし、右クリックのメニューにはチェックがつかないし、シーンを開き直した際には、コマンドがデフォルトに戻るが、チェックマークはそのままだ。。。細かいことは気にせず使ってください。
[ カメラコマンド ]
名称の変更とコマンドの整理を行った。
「ウォークスルー」に関して大きな変更を行った。まず名称を「歩行」から、「ウォークスルー」に変更。類似コマンドの「水平移動」も「ウォークスルー」で一本化した。そして「ウォークスルー」設定で、パラメータの変更をするようにした。これは、ウォークスルーの際に、どこにフィットするのかと、フィットする範囲の値を設定できる。(フィット:地面の高低差に沿ってカメラが上下すること)
「フィットなし」 > 常に水平に移動する。
「地面にフィット」 > 地面(Importしたレイヤーのモデル)にフィットする。
「モデルにフィット」 > 全てのモデルにフィットする。
「フィットの値を設定」 > この値以上の段差は無視する。

変換ギズモの導入にあわせて大きく変わった。「移動」「回転」「スケール」の基本の 3コマンドはサブメニューを無くし、一新した。「拡大縮小」は「スケール」へと名称変更した。
座標系
SOLAのシーンに限らず、この世の 3D空間には相対位置と絶対位置があり、操作する場合は何を基準にしているかを考える必要がある。「ワールド」はシーンの座標空間を基準にし、「ローカル」は自分自身のモデルを基準にする。「移動」「回転」「スケール」の各々のコマンドで、「座標系」が異なると違った反応をする。今回、この座標系を導入したことで、SOLAのモデル操作が一段と向上した。
座標制限
「移動」「回転」「スケール」コマンドの効果を制限できる。「座標系」と併せて使用するが、「変換ギズモ」が表示されている場合は、「変換ギズモ」がこの代わりを果たすので使わない。
変換ギズモ
「移動」「回転」「スケール」コマンドの効果を制限できる「座標制限」を、ビューポート上で直接操作できる優れもの。この「変換ギズモ」の表示や非表示、大きさの設定が行える。

通常の「選択」に加え、新たに「矩形選択」コマンドを追加した。その名の通り、□で囲んで選択できる。「Cntrl」キーの同時押しで追加選択も可能。「移動」「回転」「スケール」コマンド中でもクリックして選択ができる。選択可能なモデル上にカーソルがある場合、カーソルアイコンが変化するようにした。今回のバージョンアップでは、細かなカーソルアイコンの変化でインターフェースの向上を計った。
移動
「移動」と「移動 NonFit」に分けた。「移動」は移動後に地面にフィットするが、「移動 NonFit」はしない。(ちなみに「移動」コマンドでも、マウスを放す際に cntrlキーを押しておくとフィットしない。) 「フィット領域」では「移動」コマンドのフィットが「グランド(地面 Importしたレイヤーのモデル)」か、「シーン(全てのモデル)」 のどちらに対して行われるか選択できる。「値設定」で設定した値以上の落差がある場合にはフィットしない。
スケール
「均等スケール」と「不均等スケール」がある。「不均等スケール」を使用する際には、どの「座標系」で操作するか考えないとモデルがひずんでしまうので注意が必要。わざと「ワールド座標」で不均等スケールを行うのもおもしろい。従来のSOLAでは不可能だった。
回転
「回転」コマンドのみ。凄くシンプルになった。
[ 変換ギズモの使い方 ]
ものすごく便利なので、理解して欲しい。
変換ギズモには 3軸を表す矢印と、 3平面を表す角がある。色分けされているが「赤」が「 X軸」、「緑」が「 Y軸」、「青」が「 Z軸」。カーソルがギズモの上に重なると、色が黄色になる。このときドラッグなどの操作を行うと、各コマンドは座標軸の制限された働きをする。
おまけ
未発表のショートカット。「T」でツール、「C」でカメラ。意外と使える。