iPad、iPhone向け 3Dアプリの開発

最近やってます。もちろん、3D関連です。

想像以上に動きます、PowerVR。とはいえ、一昔前のPCの性能ほどしかないので、それなりの見栄えにするには、それなりの職人技が必要で。

最近のグラフィックカードだと適当に作ってもそれなりに動くものだから、ビデオメモリとか、頂点数とか、ほとんど気にもしない状況だった。しかしながら、iPad向けのコンテンツとなると、そうもいかない。制約のある中でのデザインだ。こういうのは、アイザワの性に合う。

10年くらい前だったか。WEB3Dがはやり始めた頃を思い出す。少ないリソースでなんとかキレイに見せようと、色々と工夫しながらデザインをやっていた。そんな状況に似ている。

 

バーチャルリアリティーのジレンマ

昔は、図面から計画予想図を人の頭の中で立体化していた。
今は、絵になった2.5次元な計画予想図を見てる。
未来では、完全な仮想三次元空間を感じることになる。

 

VR . バーチャルリアリティって言うものは

リアルを感じさせるための本質は、 写真のようなレンダリング画質を求めることではない、 如何に人の想像力を掻きたてられるかなんだよ。

バーチャルリアリティに求められる品質とは、 綺麗な絵作りにあらず、 制作の正確性とスピードである。

 

家具をレイアウトする - Furniture_System

Furniture_System

Furniture_System

イークラフトによる、SOLA5の最新 VRコンテンツです。家具のレイアウトを検討するデモになります。インタフェースはFlash CS3で作成しています。「見る」よりも「作る」重視のインタフェースにした、手書き風。

 

魚眼レンズをシミュレートするデモ - FishEye Projection

FishEyeDemo

FishEye Projection

魚眼レンズをシミュレートするデモコンテンツ。もちろん近似だけどそれっぽい雰囲気かも。

 

いつの日か、ブレインマシンインタフェース

株式会社緑景さんの「ランドスケープVR」ブログの中で、興味深い記事「パース、模型、VRの比較」がありました。それぞれの特徴を列挙されまとめられているのですが、気になったのが模型に見られる「リアルな立体感」が VRに欠けるという点。やはり、模型を経験している設計士はズバリ言うことが鋭い。

以前にも書いた記憶があるが、バーチャルリアリティーといえども投影された平面の中の世界。現状はね、出力装置が平面なんだから仕方がない。球面ディスプレイだって、立体ディスプレイだって、「平面」の域を出ない。現在のチープな技術では、本物の立体感(臨場感)は生まれないのです。この分野の高等な技術といえば、ブレインマシンインタフェース(BMI、BCI)。脳とコンピュータを直結して、視神経に映像を送る。アニメみたいだけど、現実味がない話ではありません。視神経の分野は結構進んでるというニュースも見るし。

とはいえ、現状ではディスプレイに頼るしかないわけで。脳でダイレクトに感じることができないなら、目で見たものから脳の中に「仮想空間」をイメージするしか、空間を体感する方法はないのです。所詮「仮想空間」とは、ヒトが脳に作り出したものなのです。で、何を見るのか、何を使うのが「仮想空間」をイメージしやすいかというと、やはり VRが一番バランスが良いわけです。

BCIとVR

ある手段から「仮想空間」を作るのに必要な経験値(能力)と、その「仮想空間」の再現性はどうなのかということに着目してみました。

「図面」という記号から「仮想空間」を作り出すには、それなりの訓練と経験が必要。しかも、空間が大きければ大きいほど大変。でも、その「仮想空間」がホントに正しいかどうかは怪しい。「模型」は形状を認識するという点においては強い。見たまんまだからね。ただ、模型の中から見た視点、すなわち「仮想空間」をイメージするには、模型の形状を座標変換し、脳内スクリーンに投影しなきゃならないわけで、それが正しいかどうか確かめる術がない、ということでは図面とさほど再現性は変わらない。ファイバースコープとかを使えばまた別だけど。「パース」はリアルで容易に限定的な「仮想空間」をイメージできる。「限定的な」というのは、空間を生み出すには、複数枚の「絵」を脳で繋ぐ作業が必要。それなりの空間把握能力がないと無理。「BCI」はまさに理想。で、「VR」はそこそこの再現性で、万人受けで一番バランスが良いと。

で、そのうちね、VRがプリレンダリングレベルで再現出来るようになって、で、「平面」の縛りから抜け出すために、BCIへと移行していくと。。。いうアイザワの妄想でした。最近、質の悪いディスプレイを見てるので、視力の低下や疲れが気になる。脳に直接映像を送れれば、そんな心配もしなくて良いし、何よりも解像度も関係なくなるね(多分)。

 

3D仮想空間プラットフォームは遊ぶ目的以外の価値なし。

自社ブランドの3D仮想空間を構築できる「Jin-sei」、3Diが開発

『独自』の3D仮想空間プラットフォーム「Jin-sei」で自社ブランドの仮想空間が開設できる。というサービスがでるそうだ。ただ、何のためにコレ使うの?って思う。セカンドライフの企業出展にしろ、そう。意味が分からん。とつくづく感じてます。

アバターを操作してっていう 3D仮想空間プラットフォームのインタフェースでしか実現できない目的というのが、アイザワには分からないのです。この「Jin-sei」の第1号案件はミクシィで、11月に新卒採用オフィスを開設する。だそうです。そういえば、セカンドライフでも国会議員がオフィスを開設したりと、話題性以外の目的がないようなことをやっていましたね。

ユーザがある目的を果たすのに最適なインタフェースを用意するのが、サービスする側の正しい姿勢なはずなのに。。。。3D仮想空間プラットフォームだからこそ達成できる目的だとか、二次元よりも高いユーザビリティを提供できるとか、今のところありません(よね)。

極論を言えば、ちまたの3D仮想空間プラットフォームはユーザにとって遊ぶ目的以外の価値なし(かも)。とアイザワは感じてるのです。 アイザワが認める 3D仮想空間の用途は、

  • ゲームや出会いなどの楽しむことを主目的とするもの
  • 設計業界の「VR」など、3D仮想空間そのものに価値と目的があるもの

三次元のインタフェースで何かするのが現実的になるのは、まだまだ先のことになりそうです。

そういえば最近、尖ったコメントがなくなったとお便りをいただきます。たしかにそう、自分の意見を発信することがなくなったので、ひさしぶりに。

 

ソファ - sofa

sofa

sofa

ソファー。皮の張り替え。Habitectソリューション。

 

チェア - silla

silla

silla

チェア。皮の張り替え。Habitectソリューション。

 

美術館ウォークスルー - galeria3D

PMG Exposicio' Virtual

PMG Exposicio' Virtual

絵画紹介の美術館ウォークスルー。ウォークスルー+インフォーメーションのコンテンツは美術関係が多い気がする。焼かれたテクスチャがキレイ。Habitectソリューション。

 

Habitect | SCI

Habitect | SCI

Habitect | SCI

Habitect社の"SCI"というインテリア向け VRソリューションのサンプル。ベイクすればどんなテクノロジーであれ、ある程度の品質は保てるものです。なるほどインテリア向けな、お洒落なデザイン、ミュージック。

 

domotic - Habitect

domotic

domotic

ウォークスルー系で足音がするのは珍しい。ベイクドマップと床面の反射がステキ。テクスチャのみストリーミング。インテリア系のように焼き込まれたテクスチャを多用するコンテンツは、テクスチャサイズが大きくなる傾向なので、WEBで展開するときはストリーミングは良い判断。

 

VRモデリングは制約のデザイン

ハリウッド映画で使われる 3Dモデルや、CGパースのそれに比べると(プリレンダリング)、VR向けの3Dモデルには多くの制約がある。ゲーム業界と同様に。(リアルタイムレンダリング

プリレンダリングとリアルタイムレンダリング

プリレンダリングされた 10分の動画は、どんな環境で再生しても 10分の尺だ。けれど、これがリアルタイムレンダリングで再生されるとすると、5分で再生が終わったり、10分立ってもまだ半分しか再生していないなんてこともありうる。プリレンダリングされた画像では、環境によって画像が変化したりはしない。リアルタイムレンダリングでは簡略化されて表示されたり、色数が少なくなったり、いつでも変化する可能性がある。

100台のPCで再生すれば、どのPCでも違った結果で表示されるのがリアルタイムレンダリングだ。たった一枚の画像を表示するのでさえも、その環境の(具体的にはグラフィックボードの)力を借りているのだ。

制約があるということ

リアルタイムレンダリング用のモデルを作るとき、プリレンダリング用途とまったく異なるのは、再生される環境を考えなければならないこと。再生内容は環境に大きく左右されるからだ。環境が決まらなければ、制作は始まらない。

この辺りがきちんと体系化されているのがゲーム制作会社。まず、再生するプラットフォーム(ゲーム機)は、通常同じハードウェアだ。デザイナーとプログラマーの領域もはっきりしている。ゲーム機のスペックとプログラムなどの負荷を考慮した上で、シーン当たりにどれほどのポリゴン数で、何MBまでのテクスチャでという仕様書が出来上がる。(実際にはそんな単純な話じゃないけど。)

制約は創造性を育む

つまり、デザイナーは与えられた制限の中で最高の表現をするために試行錯誤する必要があった。そんな背景の中で生まれたのが「ローポリ」だったり「ドット絵」みたいなテクニックだったりなんだと思う。(アイザワはそんなに昔の話は知らないので想像なんだけど)

確かに最近は、プリレンダリング用のモデルでもリアルタイムに動かせるほどハードウェア性能が向上している。だけど、制約を意識することが、創造性を育むのだ。

リアルタイムにライティングの計算が出来ない? だったら、始めからテクスチャに焼き付けておこう。モーションブラーがレンダリングできない? そんなの半透明のモデルを重ねたらソレっぽく見えるでしょ。

リアルタイム系モデラーは制約の中で、プリレンダリングに負けない品質を求めてきた。最近のゲームのなかには、リアルタイムのレンダリングとは思えないほど美しいタイトルもある。それは単純にハードウェア性能の向上だけでなく、創造性のある技法に依るところが大きい。

続く

 

建物の材質を変更する 3Dシミュレーション

FurnishedBuilding

FurnishedBuilding

建物の材質を変更するリアルタイム 3Dシミュレーションのデモ。建造物というよりも箱庭な感じだけどね。トイレなどに隠されたアクションには洒落っ気がある。 オーサリングは CanDoInteractive

 

3Dシミュレーション - セキスイハイム「bj+me」

bj + me セキスイハイム

bj + me ひろがる空間 つながる家族

セキスイハイムのとっても素敵な shockwave3Dコンテンツ。住宅メーカーが Web3Dshockwaveを採用して素敵なコンテンツが実現したことを嬉しく思う。(ありがちな PowerSketchとかじゃなくて Shockwaveということに意義がある)。最近はゲームばかりが目立つから。コンセプトが楽しいし、デザインもイマドキな感じなビッグコンテンツ。

自分で家具を置いた間取りを 3D表示したり、公開したり、他人の家を見たり。『セキスイハイムのハイムbj/bj plusのオープンな空間を使って自分だけのこだわり空間を演出することができるコンテンツ』。

斬新な手法はないが、サーバーサイドとの連携や Flashインターフェースがしっかりしてる。3Dモデルはベイクされたテクスチャで表現力もある。アイテムも順次追加されているようだし、今後の成長が楽しみだ。オーサリングは 株式会社ミツエーリンクス。 *この手のユーザの力で大きなコンテンツになっていくサイトはやっぱり楽しい。。もし、類似コンテンツ作成されたい方がいらっしゃいましたら、アイザワまでご連絡を =)。住宅系コンテンツを Web3D、いや Shockwave3Dで盛り上がらせたいなぁ。。。

 

FPSデモ、地形のシェーダが - RtCW Reloaded

RtCW Reloaded

RtCW Reloaded

Shockwave3DによるFPSゲームデモ。地形のシェーダはなんと 7枚のテクスチャレイヤーを使用。3枚のテクスチャをアルファマップでシームレスに繋いで複雑な表現。さらに、その上にライトマップ2枚。FPS系でおもしろいのがサウンド。歩く地面によって鳴る音が変化したり、近づいてくる車の音がサラウンドだったり。オーサリングは Remus Marinescu。

 

ローポリ樹木を W3D パッチで

ローポリの樹木

ローポリ樹木を W3D パッチで観覧

以前のコンテンツを W3D パッチで観覧できるようにした。ウインドウサイズ 100%のコンテンツなので大きく観察できます。アイザワ流ローポリ樹木をどうぞご覧ください。1樹木につき 100□ポリゴン前後で作るように心がけています。

 

銀座アーバンラボ

Ginza Urban Lab.

Ginza Urban Lab.

このサイトの「CGによる景観シミュレーション」ページにて、ウォークスルーコンテンツ。久しぶりの日本産Shockwave3D。その名の通り、銀座のメインストリートを三次元化。テクスチャがなんとも贅沢に使われてる。5MBと17MBのコンテンツがあるが、17MBのコンテンツの方はテクスチャ解像度が高い。ライトマップを使った影も落ちている。3Dエンジン はSOLA。と言ってもアイザワが作ったのではありませんので。。。

 

patio

patio

patio

最近は ライトマップが標準化してきたね。まだまだ海外から新しいコンテンツが生まれるのは嬉しい限り。チュンチュンという小鳥を思わせるサウンドがなんとも爽やか。オーサリングは vector001

 

Visita virtual a San Millan de Suso

平面直角座標系の歪み

Visita virtual a San Millan de Suso

内観と、外構のウォークスルーコンテンツ。なかなか丁寧に作られてあって気持ちがよい印象。内観にはライトマップ。オーサリングは vector001

 

Google Earthのおまけ

Earth

セミナーでおまけとしてお話ししたネタ。

どんなサービスか

地球を神様視点でみるソフト。地形、衛星写真、タウン情報。ウェブ検索と連動。そして、3D好きにはたまらない建物。

地球を再現

ただ眺めるだけのソフトではない。僕らが作った建造物も置くことができるし、そのデータもネットワークで共有できる。さらに、そろそろ身近なものになるGPSを使って、走る車、歩く人までがアース上にプロットすることもできる。まさに、地球上にあるありとあらゆるものをバーチャルリアリティーとして再現しようとする試みが始まろうとしているのではないか。静的にとどまらず、動的な物体もプロットするようになれば、本当にリアルな時間軸さえも表現できるVRとなる。

未来を再現

それだけではない。グーグルはWEBだけでなくありとあらゆる情報を収集しているのは、皆さんもご存知でしょう。情報を集めた後はどうするのか。それは情報を元にした予測。既にAmazonなどのショッピングサイトではユーザの嗜好にあったお奨め商品などを表示してくれる。そんな次元で考えると、アース上で「ケーキ好きの女性が歩いている。評判のケーキ屋が次の角にあるから、この女性は右折するだろう。」「この日は朝からこの人気ショップでセールがあるから、ショップ前には朝から長蛇の列。このショップをネット上で検索してたり、カレンダーにメモしてあったり、だからこの時間帯にこの路線のバスに乗っていく人は何人いるからいつもより混む」みたいな。アース上に明日の地球を作ってしまう、SF映画みたいな未来?

 

バイキングの船 - Viking Longboat

Stonehenge

Viking Longboat, 3D Ancient Denmark

バイキングの船を見るだけ。船のレベルオブディティールがきつめ。自分のいる場所によって解説が変わる。鳥瞰モードとウォークスルーモードで観覧。オーサリングは IMIGEA

 

ストーンヘンジ web3D - Stonehenge

Stonehenge

Stonehenge, 3D Ancient Britain

ストーンヘンジのweb3D。自分のいる場所によって解説が変わる。鳥瞰モードとウォークスルーモードで観覧。オーサリングは IMIGEA

 

パルテノン神殿 web3D - Parthenon

Parthenon

Parthenon, 3D Ancient Greece

パルテノン神殿。大雑把なベイクとjpegノイズだけど、神殿の中ではパーティクルの火が炊かれてたり芸の細かいとこもある。鳥瞰モードとウォークスルーモードで観覧。オーサリングは IMIGEA

 

Virtual tour

Virtual tour

Virtual tour

Virtual tour (baked map)

室内のウォークスルーコンテンツ。色々できてできないっぽい。建物自体はおもしろい構造。コンテンツは 2種類。オーサリングは Cerebral

 

雨とパーティクル - Museum

Museum

Museum

雨とパーティクルが久しぶりな表現。光の流し込みもおもしろい。オーサリングは ikiboy

 

メルヘンなウォークスルー - おさんぽ!

おさんぽ!

おさんぽ!

かわいらしいモデリングは、お見事。オーサリングは bamseさん。

 

おさんぽ2

おさんぽ2

おさんぽ2

表現が好き。ビデオゲームみたいなクオリティ。オーサリングは bamseさん。

 

なんとなく、建築設計とSOLAを考えるけど。。結論なし。

建築設計とSOLAを考える。

言葉を使うのは苦手なので、雑文であることを前置きしておく。 建築設計、例えば住宅とか商業施設とかと SOLA ってどうなの?って話。アイザワは造園設計なので空間設計における SOLA の活用がどれほど素晴らしいかは実感してる。けど、建築ってなんか違う雰囲気があって。建物自体がどうよって感じで、図面と綺麗なレンダリング画像やムービーがあれば、クライアントも納得するのかな。。。みたいな。 ビジュアライゼイションとしてのレンダリング画像は最低限必要なのだけど、画像の綺麗さが問われる性質のものとそうでないものがあるよ。今日も、ポストにマンションの広告が入ってた。綺麗な内観のCG画像があったけど、当たり前のように嘘の絵でアイザワが住むならあんなに片づいていないし。。。設計の良し悪しは絵じゃ分からないから、やっぱりショールームに足を運ばないといけない。で、絵となんか違うじゃないって。

 

ウォークスルーコンテンツ - SkyBox

room61 SkyBox

SkyBox

Shockwave3Dによるウォークスルーコンテンツ。ドイツ語なので、なんの意図で「SkyBox」なのか分からない。。。。とりあえず、ベイクドマップされた普通のウォークスルー。 Cinema 4D で作成されている。 room61 より

 

室内ウォークスルー。 - voyager

voyager

久しぶりの建築系ウォークスルーコンテンツ。テクスチャはLightwaveのラジオシティでベイクされてる。オーサリングは Petter。カスタマーは MIR Visuals

 

美術館を3Dウォークスルー - Shockwave3D Contents

Visite virtuelle du musee de Roanne

Visite virtuelle du musクJ怨 de Roanne

以前、取り上げたようなしてないような。フランス語だが、クリックしていけば観覧できる。これ、照明もうまくできてるけど、ライトマップじゃなくてテクスチャに焼き付け。ポリゴンもテクスチャも贅沢に使ってるが、一部屋ずつしか観覧しないのでスムーズな動作感だと思う。

 

Poser 6 そろそろ発売

Poser5

Poser 6

株式会社イーフロンティア(東京都新宿区、社長 安藤健一)は、3Dキャラクタツール「Poser」の新バージョン「Poser 6 キャンペーン版」をPoser 5キャンペーン版から価格を据え置き、税込19,800円で2005年3月25日(金)より発売します。 -- e-frontier news より

リンク先はバージョン5のままだけど、そのうち変わるだろう。Poserは、ホビーユーザーには人気の3DCGソフト。アイザワもバージョン4の時に購入。学生の卒業研究の際に活躍してもらったわけだが、今ではインストールさえもしていない。当時はレンダリングの表現などもイマイチだったため Poserのみで完結することはなかったが、最近はそれなりにきれいな絵が出来るようになってるみたい。しかも価格が安すぎる。Poser4からのアップグレードサービスもあるみたいだし、それだったらまた触ってみてもいいかなぁーって思ってしまう。ちなみに、Poser4は4万円位したような気がするけど。。  そうそう、Shockwave3Dの書き出しはどうなったのかなぁ。ver4の時はまだベータ版だったけど。

 

3Dで再現、観光体験。 - ランドスケープ 官公庁

バーチャル島根3D

バーチャル島根3D

行政でここまでやった、珍しい例。以前にも紹介したが。最近この手のモデリング仕事があるので、再エントリー。モデリングは丁寧に出来てる分、Jpegノイズがちょっと残念。こういったコンテンツは「観光振興課」がするのか。どの都道府県にも「観光振興課」はあるのかな? 全国の「観光振興課」のみなさん、島根県のようにがんばりましょう。  実際、旅行の申し込みなんてネットだけで簡単に終わっちゃう時代なだけに、観光案内にしてもネット上でいろんな情報があった方が良いのだと思う。下調べもまずはネットだし。

 

住宅向けエクステリアを Viewpointで -- Web3D ランドスケープ

東洋エクステリア

東洋エクステリア 3Dシミュレーション

実は、Viewpointでリアルタイム3Dやってた。アイザワは造園業なので度々耳にする企業だが、Webサイトは覗いたことなかった。で、スライド門扉の寸法知りたいなと思いたまたま訪れたら「Web3D」やってるじゃないか。しかも Viewpointで。Viewpointの楽しいところは、画面がデスクトップに大きくせり出すこと(「3D拡大表示」を押す)。始めてみたときは結構コレ驚いた。Viewpointはデフォルトでアンチエイリアスが掛かるし、映像系もできるし、結構盛りだくさんのプラグイン。インストールしても危害はないので体験してみて下さい。で、東洋エクステリアだけど、3つのコンテンツがあって商品説明と見積もりみたいなのがある。Viewpointの定番的な作りのコンテンツかな。ランドスケープ向けエクステリアパーツの企業は沢山あるから、時間があったら覗いてみよう。他の会社もWeb3Dやってるかもしれない。

 

RENNES CITEVISIONS - ランドスケープ Shockwave3D Contents

RENNES CITEVISIONS

RENNES CITEVISIONS

Shockwave」と「Director」、どのカテゴリにするか迷うのがこんな時に重複カテゴリみないなのがあると便利かも。。。どちらにしてもこのサイトは非常に参考になると思うのでご覧になって下さい。(飛び跳ねてる陽気な人の下、「LANCER CITEVISIONS」をクリック。)このサイト、フランス語なのでサッパリ意図が分からないが、とにかく都市を3Dで再現しようとしてるみたい。「ランドスケープ」的な観点から見ると、この手のコンテンツ(ビューア)の需要は官公庁を始め大きくなってるなと思う。都市計画にしろ景観整備にしろリアルタイムに3DCGを観覧できるのは非常に有用で、計画前はもちろんのこと計画後も非常に恩恵のある財産になるし。その際には是非「SOLA」をご利用下さい。で、「Director」的な観点から見ると、非常に勉強になる。テクスチャメモリやポリゴン数を上手く制御してる。特にテクスチャを段階的にロードさせるのは航空写真系のコンテンツにはとても有効。Shockwave3Dはわりとテクスチャメモリを上手く割り当ててくれる気がしてたけど、ロード時間やメモリの安定性を考えるとこういった手法は必要なんだろうな。

 

architecture walkthrough - Shockwave3D Demo

architecture walkthrough

architecture walkthrough

posted 2004?
LightMap有りの住宅ウォークスルー。壁材やサッシの色なども変更できる。
 -- gunnar vagt のWebサイトより

 

accoustic brand exhibition - Shockwave3D Demo

accoustic brand exhibition

accoustic brand exhibition

posted 2004?
サウンドが聞こえる状態で観覧すべし。なんとも不思議な感覚になるデモ。
 -- gunnar vagt のWebサイトより

 

立体Expo その2

立体Expo(立体映像産業展2004) に行ってきた。で、そんなに期待したモノでもなかったというのが下の記事。だが、最新技術というよりもアイデア?で、おもしろく感じる製品もあった。僕が書くよりも分かりやすく書いてあるページがあったのでこちらをどうぞ > ITmedia

 

立体Expo 2004

立体Expo

立体Expo(立体映像産業展2004) に行ってきた。特に目新しいモノはなし。「立体ディスプレイ」やら「立体視」などの言葉が飛び交う。この「立体」っていうのにアイザワはかなり疑問視してるのだが、いわゆる 3Dではない。僕らが使う 3Dとは、ポリゴンや三次元座標を、現実には 2次元の平面(ディスプレイ)で扱うことを指す。が、彼らの言う 3D(立体)は何なのかっていうと、立体的に見えるってことなんだろうか。最終的には立体映像を目指してる? よく分からないが、とにかく「立体視」というのが多かった。定番は偏光メガネで見るディスプレイ。コンテンツが魅力的でないのか、ディズニーのようなアミューズメントパークの様には見えない。なんだかこう画面から飛び出してくるような勢いがなかったなぁ。最近は、立体ディスプレイが多い。コンシューマ向けの製品も出てるが、立体とは言い過ぎ。どう見ても浮いてる風にしか見えない。普通の3DCGや映像の方がまだ立体感を感じる。まだまだ成長段階の産業だから、魅了されるような製品はないが今後素晴らしい「立体映像」を表示できる機器が出現することを望む。

 

歩き出す写真 Photo Walker

2bbdca77.jpg

Photo Walker

これ、凄い。Shockwave3Dだけど、それっぽく使っていないところが。(*追記 3Dではないようです。) やっぱり、モノは使いよう。詳細はサイトを見て欲しいが、疑似三次元的につなぎ合わせた複数枚の画像を、変形させながらあたかも歩き回るかのように観覧できる技術。ランドスケープでも利用できるかも。写真は写真なりの説得力があるし、現況や完成画像は写真で観覧すべきだし。それで計画予定図は、もちろん SOLAで観覧でしょう。

 

ウォークスルーデモ他 -- Inludo

a6ac0450.jpg

Research and Development -- Inludo

"Town"で町並みのウォークスルーサンプルを観覧できる。LightMap表現有り。

 

島根を観光体験

バーチャル島根3D

どこの行政もこの位して頂けると嬉しいなあ(仕事が増えるので、、)。タイピングのキーワードが「島根」に絡んでるところがなかなか。

 

建築系Shockwaveウォークスルー


テクスチャベイクでGI風の表現。
屋内系はやはり、視野の感覚が狂う。

Shockwave3D Architectour art exhibition
 
Archives
Search でも役立たず
Profile / Contact
アイザワ ユウイチ

アイザワ ユウイチ
テクニカル・アーティスト

東京都港区在中、株式会社イークラフト勤務。ランドスケープ業界に新感覚3Dツール SOLAを提案中。下のフォームから連絡とれます。気軽にどうぞ。