SOLA G2 - KMZ コンバータ for Google Earth 4

SOLA G2

SOLA G2 - KMZ Converterを公開しました。SOLA G1バージョンアップのご要望が多かったため、開発に着手しました。

Google Earth 4形式の KMZファイルを掃き出します。もちろんテクスチャ付きで。対応ファイルも増えました。FBX、3DS、OBJ、DXF、DAEが使えます。残念ながら、W3D形式は使えませんが。

 

KML ver2.1

どうやら、あと少しの命になりそうな SOLA G1。 次期バージョンのGoogle Earthのベータ版が公開されて、合わせてKMLの仕様もバージョン2.1になるとのこと。で、KML ver2.1の仕様書をみると。。。なんともの凄いアップデート内容。既存の 3Dファイルフォーマットがそのまま読み込めるらしい。わざわざ、KMLの経度緯度に変換しなくて済むんだって。さらにテクスチャも使えるの? ということで SOLA G1の出番は全くなくなりそうだ。残念、Google Earthの次期バージョンが普及するまでの何とも数ヶ月の短命なツールとなってしまった。なかなかお気に入りだったのに。。。

3Dファイルの読み込み COLLADA(*.dae)

で、KML ver2.1で新しくサポートされるのが、COLLADA(*.dae)ファイルらしい。知らん、始めて聞くファイルフォーマットだ。。想像するに XMLなファイルフォーマットなんだろうと思うけど。後日ゆっくり調べてみよう。

ラジオボタン

コレは凄く欲しかった機能。今まではチェックボックスで表示させるかさせないかだけだったけど、チェックボックスでグループ化した中からひとつだけ表示させることが出来る。。ZAW島でこの機能がもの凄く欲しかったのでコレは嬉しい。

LODとかネットワークリンクとか

あとは、大容量のデータを扱うときに便利な LOD関連や、ネットワークリンクの更新関係。

とにかく Google Earthで 3Dを表示するのにパワフルなバージョンアップとなった KML ver2.1。 これは楽しくなりそうだ。そして、テクスチャも使えるということになれば、色んな表現ができるし、SOLAコンテンツを アース上で再現できる可能性も出てきた。Google Earth 4が正式バージョンになったら、ガンガン新しいコンテンツを発表したい。

 

KML Converter ver1.6 - SOLA G1

3DtoKML

SOLA G1で KMLファイルを作成 - ver1.6

SOLA G1は Google Earthのための 3Dモデルを作成する 変換ソフトです。KML、KMZファイルを作成できます。本ソフトウェアはフリーウェアです。非営利的かつ個人的に利用する目的で使用できます。

SOLA G1 ver1.6更新内容

  • KMLファイルの読み込みから、OBJの書き出しへ対応
  • DXFファイルの線分も書き出し可能に
  • DXFファイル読み込みの高速化
  • KML書き出しフォーマット、若干の修正
  • 0. インストールとアンインストール

    インストール作業は必要ありません。アンインストールは、フォルダごと削除して下さい。レジストリやその他諸々ゴミは残りません。

  • 1. 変換するファイルを選択

    3DS、DXF、OBJ、W3D形式のいずれか。

  • 2. トランスフォームと座標系

    3Dファイルの座標系と基本単位を変更。変換のための標準は、東西が X軸(東+、西-)、南北が Y軸(北+、南-)、高度がZ軸。基本単位はメートル。もし、3Dファイルが標準と異なる場合は、入力欄でトランスフォームを変更。

  • 3. 経度と緯度、高度の設定

    原点の経度(Longitude)と緯度(Latitude)を入力。Google Earth (WGS84)の測定値で、値は10進数の角度。Altitudeは地面とジオメトリの関係を選択。Lineにチェックを入れると、ポリゴンのエッジを描画。

  • 4.Convert

    ボタンを押してコンバート開始です。

みんなで Google Earthを楽しみましょう。

 

Google Earthでドラゴンを飛ばすアニメーション。

Google Earthで 3Dアニメーション

Google Earthで 3Dアニメーション

Google Earthに、自分の作った 3Dモデルを表示させるのは問題なくクリアした。SOLA G1も問題なく働いてくれている。さて、すると次のハードルはもちろんアニメーション。それも 3Dポリゴンを動かすアニメーション。KMLにキーフレームなんかのデータを埋め込めて Google Earthが処理してくれれば良いんだけど。今のところはできない、、、と思う。ハックとか調べてないし、新しいバージョンも出たらしいけど。とりあえず、今の自分のアイデアで手軽に実現できる方法でやってみよう。
Dragon Fly Demo [KML]

どうですか? ボクの環境ではこんな感じで動いてる。ネットワークリンク使って、1秒ごとに更新してるだけなので、最大キーフレーム毎秒1コマなところがちょっと悲しいけど。あと更新中に描画が止まってしまうし。リンク先のデータは CGIで、アクセスした秒数によってあらかじめ用意してある 60個のKMZを返してるだけ。しかし、色々と制約のあるアース上で遊ぶのは楽しい。

もうちょっと、容量が小さくて低ポリゴンだったら良かったかも。でも、どうしてもこのドラゴンを飛ばしたかった。。。。

 

KMLデータをブログから配信

ボクのZAW島

ボクのZAW島は KMLをブログで作ってる。

週末はこちらを更新し Google Earth KMLに夢中だっため、SOLA Blogはやや放置してた。ネタは貯まる一方で放出できてないのが体を蝕むような感じがするけど、なかなかキーボードを叩けない精神状態、スケージュールである。で、久しぶりに投稿するネタはやはり KML。だれかもやってると思うけど、KML(Google Earthで観覧するファイル)は単純な XMLだから普通のブログツールで生成できる。こんな風にブログで記事を書くのと同じレベルで KMLファイルを生成してるわけだ。3Dモデルを SOLA G1で KMLにコンバートし、そのKMLファイルからポリゴンデータをブログに投稿して、KMLファイルを生成。コンバートした KMLファイルをそのままアップロードすれば?とつっこまれるかもしれないけど。。全部ブログで 3Dデータを管理するというのが肝心。カテゴリごとにモデルを集めたり、モデルをリンクさせて新しいKMLシーンを作成したり、とにかく便利。そして 3Dデータをブログで、ってところが新鮮で楽しいところ。ブログでZIP圧縮できれば、KMZファイルを作れてもっと楽しいのだけど、まだ解決策は見つからず。。

 

ボクのZAW島

ボクのZAW島

Google Earthで遺跡を発見などというニュースは聞いたことがあったが、まさか自分が島を発見してしまうとは。。。まったくもって妄想的な個人サイトを建設中。

 

Google Earthに、ラインを引く

こんにちは、アイザワです。

こんにちは、アイザワです。

エッジ使って遊んでみようと思ってこんな感じ(*Google Earth)。3DSデータを使って、SOLAでコンバートした。なかなかおもしろい。普通にモデリングして、メッシュ編集でいらないエッジを非表示にしただけ。ポリゴンとは関係なく好きなところにラインが引けると、もしかすると楽しいことが出来そう。3Dモデラー使うと複雑な形状も簡単。

 

SOLA G1 バージョン1.5に。

ロケット発射?

SOLA G1、いろいろと修正。品質的にはほぼ満足な段階まできた。まずは、「カメラの書き出しに対応」。W3D、3DS形式はカメラ情報を持つので、SketchUpにならって、Tourフォルダを作成するように。「W3Dファイルと3DSファイル読み込みの最適化」。今まで、変換が遅かった W3Dと3DSも改良。読み込み速度はウンと向上、3DSファイルは基点のずれたモデル、親子関係も正確に読み込み可能に。SketchUpは 3DSの読み込みが甘いのでここはアドバンテージのひとつ。そして大きな目玉は「エッジ処理の最適化」。前回は、OBJとDXF以外はしょぼしょぼのエッジ機能だったけど、今回のバージョンアップで W3D、3DS形式からのエッジ作成が大きく進化。OBJはエッジ情報を一切持たないので、ポリゴンの周りにエッジを作成。DXFと、3DSはエッジの表示、非表示情報を持つので、自分の好きなところにラインを引ける。そして、もっと柔軟なのが W3D形式。W3Dは法線情報を持ってるので、それを利用してホントの角にだけエッジを作成するアルゴリズムにした。3dsMaxで書き出したW3Dならスムーズの境界にエッジが引かれる感じ。3dsMaxだったら、メッシュ編集でエッジの表示非表示して 3DSで書き出すよりも、スムーズ値を設定して W3Dで書き出す方が便利。そして、エッジの重複を省くようにしてるので、ファイルサイズもなるべく小さくなるようにした。「禁止文字の除外」は、#などKMLで読めない文字を除くようにした。「インターフェース」も少し改良。プログレスバーを付けた。

ロケット発射?

と言うことで、W3Dで書き出した Google Earthのデータです。好きなようにエッジが引けるのが楽しいし、SketckUPのモデリング概念ではできないところ。オブジェクト単位で書き出されるのも好き。

 

KML Converter ver1.5 - SOLA G1

3DtoKML

SOLA G1で KMLファイルを作成 - ver1.5

SOLA G1は Google Earthのための 3Dモデルを作成する 変換ソフトです。KML、KMZファイルを作成できます。本ソフトウェアはフリーウェアです。非営利的かつ個人的に利用する目的で使用できます。

SOLA G1 ver1.5更新内容

  • カメラの書き出しに対応
  • W3Dファイルと3DSファイル読み込みの最適化
  • エッジ処理の最適化
  • 禁止文字の除外
  • OBJ読み込みの不具合修正
  • インターフェースの調整
  • 0. インストールとアンインストール

    インストール作業は必要ありません。アンインストールは、フォルダごと削除して下さい。レジストリやその他諸々ゴミは残りません。

  • 1. 変換するファイルを選択

    W3D、3DS、OBJ、DXF形式のいずれか。

  • 2. トランスフォームと座標系

    3Dファイルの座標系と基本単位を変更。変換のための標準は、東西が X軸(東+、西-)、南北が Y軸(北+、南-)、高度がZ軸。基本単位はメートル。もし、3Dファイルが標準と異なる場合は、入力欄でトランスフォームを変更。

  • 3. 経度と緯度、高度の設定

    原点の経度(Longitude)と緯度(Latitude)を入力。Google Earth (WGS84)の測定値で、値は10進数の角度。Altitudeは地面とジオメトリの関係を選択。Lineにチェックを入れると、エッジを描画。

  • 4.Convert

    ボタンを押してコンバート開始です。

みんなで Google Earthを楽しみましょう。

 

平面直角座標系の歪み - 地球規模モデリング 3

平面直角座標系の歪み

平面直角座標系の歪み

前回、思った以上の歪みが出るのではないかという結論だったので検証。2万キロ四方の平面をアースにプロット。5度ずつ位のエッジが見えるよう分割した平面。おお、そんな風に歪むのか。。。当たり前と言えば当たり前だけど、スケールのでかさに気づくのが遅かった。設計でも日本では19の地域に分けた平面直角座標系使ってるのに。地球規模モデリングするのに、前回はたった4つに分けた平面直角座標系。日本で19で実用上問題なしなら、世界だったら幾つに分ければ良いんだ??? 結論としては、ひとつの平面直角座標系のまま、地球規模でモデリングを行うのは困難かも。そもそも、4万キロの直方体とかビューポートに表示できなかったし。。。球体みたいな座標系のうえでモデリングするソフトが必要なのかな。地球って丸いんだ。普段はそんな事思わないし、平面直角座標系も当たり前な感じだったけど。何て言うか、難しいね。球体に線を描くのに、平面上で作業するのは。

 

地球リング - 地球規模モデリング 2

地球リング

地球リング

地球をぐるっと囲むようなスケールのモデリングに挑戦。が、中途半端な結果(round.kmz)。地球一周が約4万キロ。だから、4万キロの直方体を作って SOLA G1で KMLにコンバート。しても上手くいかない。変な感じに破綻。諦めて、1万キロの直方体を SOLA G1で90度ずつ変換位置を回しながら4回、KMZファイルを作成してまとめたのが今回のファイル(round.kmz)。 じつは結構歪みが生じるのね。。4万キロだから素直に直方体がくっつくと思ってたのに、離れてる。

 

Google Earthのおまけ

Earth

セミナーでおまけとしてお話ししたネタ。

どんなサービスか

地球を神様視点でみるソフト。地形、衛星写真、タウン情報。ウェブ検索と連動。そして、3D好きにはたまらない建物。

地球を再現

ただ眺めるだけのソフトではない。僕らが作った建造物も置くことができるし、そのデータもネットワークで共有できる。さらに、そろそろ身近なものになるGPSを使って、走る車、歩く人までがアース上にプロットすることもできる。まさに、地球上にあるありとあらゆるものをバーチャルリアリティーとして再現しようとする試みが始まろうとしているのではないか。静的にとどまらず、動的な物体もプロットするようになれば、本当にリアルな時間軸さえも表現できるVRとなる。

未来を再現

それだけではない。グーグルはWEBだけでなくありとあらゆる情報を収集しているのは、皆さんもご存知でしょう。情報を集めた後はどうするのか。それは情報を元にした予測。既にAmazonなどのショッピングサイトではユーザの嗜好にあったお奨め商品などを表示してくれる。そんな次元で考えると、アース上で「ケーキ好きの女性が歩いている。評判のケーキ屋が次の角にあるから、この女性は右折するだろう。」「この日は朝からこの人気ショップでセールがあるから、ショップ前には朝から長蛇の列。このショップをネット上で検索してたり、カレンダーにメモしてあったり、だからこの時間帯にこの路線のバスに乗っていく人は何人いるからいつもより混む」みたいな。アース上に明日の地球を作ってしまう、SF映画みたいな未来?

 

Googleビジネスが創る革命的未来 - SPA

SPA Google

今日発売の SPA!でアイザワが少し語ってるページがあります。僕の内容はともかく、なかなかおもしろいGoogle話でした。取材ありがとうございました、杉原さん。顔写真が載るみたいですが、未確認なのでどうなってるのかがちょっと心配。きっと眠たそうな顔してるはず。。大阪近辺の方は是非、セミナーにもご参加ください。Googleネタもあるかも。

 

新しいSOLA G1で、エッジラインを作った。

SOLA G1 ラインを引いた。

ラインを引いたサンプル

エッジ?にラインが引けるように、SOLA G1を改良した。で、できたのがコレ。コレでひととおり機能としてはカバーできたと思う。書式も SkechUp準拠にした。あと作るとしたらエクスポータかな。KMLからOBJとかに書き出し、無料版のSkechUpはできないみたいだし。書き出し時にカタチが崩れることは一切なくなった。前は W3D経由でKMLに書き出してたけど、今回からはダイレクトに書き出せるようにしたから安定してる。3DSの読み込みを強化した。SkechUpでは基点を持ったモデルが上手く読み込めない。でも、W3D,3DSは多面体にするアルゴリズムができてないから、変なエッジを作ってしまうこともある。。今度時間ができたら直そう。OBJとDXFがエッジもキレイに引けてとても良い感じ。

 

KML Converter ver1.1 - SOLA G1

3DtoKML

SOLA G1で KMLファイルを作成 - ver1.1

SOLA G1は Google Earthのための 3Dモデルを作成する 変換ソフトです。KML、KMZファイルを作成できます。本ソフトウェアはフリーウェアです。非営利的かつ個人的に利用する目的で使用できます。

SOLA G1 ver1.1更新内容

  • KML形式を Google SkechUpの形式にほぼ近づけた。オブジェクト単位でフォルダを作るところは、オリジナルよりも◎。
  • 多面体のエッジを描画可能に。OBJとDXFは多面体を正確に再現。W3Dと3DSは最適化されていないので若干コンバートに時間が掛かるし、仕上がりもイマイチ。エッジを引きたい場合は OBJとDXFがお奨め。
  • OBJとDXFの書き出しを最適化。できるだけ速くコンバートできるようにした。
  • モデルの形状が崩れる問題を解決。
  • 0. インストールとアンインストール

    インストール作業は必要ありません。アンインストールは、フォルダごと削除して下さい。レジストリやその他諸々ゴミは残りません。

  • 1. 変換するファイルを選択

    W3D、3DS、OBJ、DXF形式のいずれか。

  • 2. トランスフォームと座標系

    3Dファイルの座標系と基本単位を変更。変換のための標準は、東西が X軸(東+、西-)、南北が Y軸(北+、南-)、高度がZ軸。基本単位はメートル。もし、3Dファイルが標準と異なる場合は、入力欄でトランスフォームを変更。

  • 3. 経度と緯度、高度の設定

    原点の経度(Longitude)と緯度(Latitude)を入力。Google Earth (WGS84)の測定値で、値は10進数の角度。Altitudeは地面とジオメトリの関係を選択。Lineにチェックを入れると、エッジを描画。

  • 4.Convert

    ボタンを押してコンバート開始です。

みんなで Google Earthを楽しみましょう。

 

SkechUp試用記2

Google SkechUpは、スタンダードな3Dツールとなるか。

間違いなくならない。SkechUp自体は非常にコンセプトの良い3Dツールだ。たくさんのユーザに支えられ、ここまで成長してきた。ただ、突然Googleの名前が付き、無料で使えるからといってスタンダードにはならない。数々の『標準』を作りつつある Googleであってもだ。

やはり敷居が高い。

モデリング手法はどうであれ、3DCGは敷居が高い。Google Earthをみて三次元って凄い凄いって時なのに、みんながみんな簡単に扱えるわけがない。そもそも作る動機もないし。こればかりはユーザがアース上でイベントを開催したりなどして、コンテンツの盛り上がり次第。

クセのあるモデリング手法

コンセプトは凄い。スケッチした線画が立体になるのだから。随分昔、これこそ次世代モデラーだと思ったことがあったけど。だけど、モデリングは生産性が高く、感覚がフィットしないと駄目。僕の場合、SkechUpを使うと生産性が低い、慣れの問題もあるだろうけど。結局、ポリゴンモデラーの方が落ち着く。少なくとも今後主流になるかと言われるとそれは無いな。

秀逸なスナップ

久しぶりに SkechUp触ってみて、やっぱり凄いなって思ったのがスナップ。スナップする場所とその時のインターフェースが最高。四角な建物とかに威力を発揮する。ポリゴンモデラーにもこのくらいのスナップ機能が欲しい。modoがなかなかスナップでも良い感じ。

 

Google SketchUp 試用記1

Sketchup 作業画面

Google SketchUp、無償公開

スケッチアップはもともと高価なソフトなので、Googleといえどもフリーで出さないだろうというのが各所板の見方だったのだと思ってた。でも先月末に無償バージョンを出してたみたい。。。知らなかったよ。せっかく SOLA G1を作ったのに。。。外から読み込むときは、四角ゴン使えるDXFとかが好調。画像はKMLを読み込んだとき、マテリアルが付いてこなかった。そういえば、アース上の原点を指定するするダイアログがない、Model Info Dialog Box > Location。Freeだから? とりあえず、初期位置に置かれたマンションはコレ。やっぱ黒いラインがビシッと決まると格好良い。好みはあるかもしれないけど。

 

地球は丸かった。 - 地球規模モデリング 1

Earthで見た、XYZ座標軸

地球は丸かった。

そうなのだ。地球は丸いのであった。現代では当たり前であるゆえか、この事実を意識することなど無い。せいぜい日の出をいるときくらいだ。しかし今回、アイザワは気づいてしまった。地球は丸いのだと。

モデラーで見た、XYZ座標軸

真っ直ぐだった、座標軸が

事の発端は、このファイルを Google Earthで見たとき。これは普段、僕が使ってるモデラーの座標系を SOLA G1でコンバートしたファイル。軸だからもちろん、真っ直ぐなわけなのだが(もともとはこんな画像)、アースにプロットしてみると曲がって張り付いた。正直言うとそうなるのは分かっててやったのだが、実際にやってみると新鮮だ。そして、地球は丸いのだと実感する。

地球規模モデリング

僕らが 3DCGで使う平面直角座標系は、所詮人間が考えた作り物の表現手段だった。小さなスケールを扱うときは実用上問題ない。けれど、地球規模でモデリングしたいときは? アース系モデラーとか、地球規模モデリングに必要な感覚とか、平面座標系で作る矛盾とか、なんか凄いボリュームになりそうなネタ。 とりあえず、モデラーはある、地球観覧ソフト Google Earthもある、そしてアースにプロットできる SOLA G1も作った。当面は、平面直角座標系で作った形状をアースにプロットしてみると、なんだか妙だぞというところから始めよう。

 

SOLA G1変更点 << 3DtoKML

SOLA G

KMLファイル作成のスタンダード

名称は、SOLA G1。既にあるかどうか知らないが、KMLファイル作成のスタンダードを目指したい。で、潔くフリーウェアにした。というのも、業務レベルで Google Earthを使えるかどうかがまだ?だし。Googleってオープンソースじゃないけど、開けたイメージで、ユーザがAPI云々でそれを支えてて。アイザワも一役立てたら良いな。

座標値変換の精度が上がったので書き直したファイル

前回からの修正点と今後

で、前回のツールは、実は座標値の変換がかなりアバウトすぎたらしく高緯度になるとカタチが崩れてた。ということで、それを一新して、かなりの精度で変換できるようになった(前回のコンテンツを修正)。ちょっと、コンバートに時間が掛かるようになったけど。今後の目標は、KML→汎用ファイルのコンバートとアウトライン。レイヤーに入ってるビルとか、(本家?)SkeckUpで変換したヤツとか、綺麗なアウトラインがついてるんだけど、僕もアレをしたい。もともとの3Dファイルが三角ポリゴンだから、ちょっと面倒だけどできないこともなさそう。

 

KML Converter - SOLA G1

3DtoKML

SOLA G1で KMLファイルを作成

SOLA G1は Google Earthのための 3Dモデルを作成する 変換ソフトです。KML、KMZファイルを作成できます。本ソフトウェアはフリーウェアです。非営利的かつ個人的に利用する目的で使用できます。

  • 0. インストールとアンインストール

    インストール作業は必要ありません。アンインストールは、フォルダごと削除して下さい。レジストリやその他諸々ゴミは残りません。

  • 1. 変換するファイルを選択

    W3D、3DS、OBJ、DXF形式のいずれか。

  • 2. トランスフォームと座標系

    3Dファイルの座標系と基本単位を変更。変換のための標準は、東西が X軸(東+、西-)、南北が Y軸(北+、南-)、高度がZ軸。基本単位はメートル。もし、3Dファイルが標準と異なる場合は、入力欄でトランスフォームを変更。

  • 3. 経度と緯度、高度の設定

    原点の経度(Longitude)と緯度(Latitude)を入力。Google Earth (WGS84)の測定値で、値は10進数の角度。Altitudeは地面とジオメトリの関係を選択。

  • 4.Convert

    ボタンを押してコンバート開始です。

みんなで Google Earthを楽しみましょう。

 

Google Earthの 3Dモデルを作成。 - Google Earth KML Converter

3DtoKML

Google Earthのための 3Dモデルを作成するコンバーター。3DファイルからKMLファイル、KMZファイルを作成します。W3D、3DS、OBJ、DXF形式が使えます。

 

3Dファイルを、Google Earthへ。

sample: KML Converter for Google Earth

SOLAコンテンツを、Google Earthで。

Googleについて色々考える機会があったついでに、Google Earthファイルを作成した。分譲マンションなんだけど、SOLAコンテンツで公開してるシーン(比べてみて)。SOLAで見てもらう分には住所とか不明なままだけど、Google Earthだとどこの物件だとばれてしまうね。だからかどうか知らないが、Google Earthは現実感が強い。SOLAで見るよりもリアル。

 

Google + Keyhole = Google Earth

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アイザワ ユウイチ

アイザワ ユウイチ
テクニカル・アーティスト

東京都港区在中、株式会社イークラフト勤務。ランドスケープ業界に新感覚3Dツール SOLAを提案中。下のフォームから連絡とれます。気軽にどうぞ。